メーカーによる違いって面白いよね。思ったことあったら積極的に編集してくれよなー頼むよー。
カメラの選択
まず、自分の撮りたい写真を想像しよう。
それによって合うカメラが違ってくる。
また、マウントの乗り換えはボディを変える以外にもレンズを集め直す必要が出てくるため、慎重に選ぼう。
さらに、マウントによって使えるセンサーサイズが変わり、適するシーンなども変わる。(ボケの量や35mmの換算焦点距離)
カメラメーカー別の特色
以下に特色をメリット・デメリットに分けて示していく。
なお、デジタル世代のカメラに限定した形で書いていく。(フォーサーズは犠牲となった)
メーカー |
マウント |
メリット |
デメリット |
その他
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CANON
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EF EF-S EF-M
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- レンズが豊富。(自社・サードパーティ共。ただし、EF-Mを除く)
- オートフォーカスセンサーが優れている(EF-Mを除く。暗所でもOK。かつ速い。また、クロスセンサーも多く、範囲も広め)
- オートフォーカス用のモーターがほとんどのレンズに載っているため、安めのレンズでも多少はフォーカスが速い。
- 一部単焦点レンズが格安。手軽に単焦点の世界が楽しめる。
- フルサイズからAPS-Cの高速連射機まで様々な選択肢がある。(EF-Mを除く)
- ミラーレス機で一眼レフ用のレンズが使えるようにする純正マウントアダプタが割りと安く手に入る。(EF-M)
- 画像エンジン開発に積極的で、JPEGはノイズ処理が上手い。
- ミラーレス機でもAPS-Cサイズセンサーなので、マウントアダプタによって古いレンズを使いやすい。
- カスタムファームウェアなど情報が豊富。
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- 素のセンサー性能を見ると、他社に比べて遅れを取っている。(ただし、5Ds以降は変わるかもしれない)
- レンズ側に手ぶれ補正機能がある(≒レンズ次第で手ぶれ補正の有無が変わる)
- 下位機種のシャッター耐久が低い(Kiss系で5万回程度)
- ミラーレス専用のレンズの選択肢が少ない。(EF-M)
- 古いサードパーティレンズが使えない場合がある。(EF-Mを除く)
- APS-Cでも他社と違って1.6倍で換算する必要があり、やや面倒。
- 動画をフルHD60pで撮れる機種がほぼない。(ただし、カスタムファームを用いることで可能になるものはある)
- フルサイズ機でも光学ファインダー視野率が100%でないモデルがある。
- 防塵防滴性能はあまりアピールしていない。(ないわけではないかもしれないが・・・)
- APS-C用のレンズがフルサイズで使えない。(クロップ非搭載のため)
- ミラーレス機のオートフォーカスが他社と比較して遅め(EF-M、ただし、最新機でかなり改善された)
- 電磁絞りを全面的に採用しているため、レンズが壊れたときが大変。
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- ユーザーが多い(レンズの貸し借りをしやすい反面、個性を出しにくい)
- 自社開発のセンサーを採用。
- 下位機種でもMADE IN JAPAN(ただし、それが逆に不良を招いているという話も・・・?)
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Nikon
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NikonF Nikon1
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- レンズが豊富。(自社・サードパーティ共。ただし、NikonFの話。)
- オートフォーカスセンサーが優れている(暗所でもOK。かつ速い。)
- 古いレンズ(50年くらい前のものまで)が今でも使える。(NikonF)
- フルサイズからAPS-C、1インチのものまで様々な選択肢がある。
- 下位機種でもシャッター耐久が比較的高め(D3000系でも10万回。ただし、それ以前の機種は除く。)
- 画像エンジンに力を入れていて、かつ動画もフルHD60pで撮れる機種などがある。
- 情報が豊富。
- ストロボなど周辺機器が優秀。
- 防水モデルが存在する。(Nikon1)
- 下位機種を除けば、光学ファインダーが高性能。(NikonF)
- クロップ機能によって、フルサイズでAPS-C用のセンサーが使える。(NikonF)
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- レンズ側に手ぶれ補正機能がある(≒レンズ次第で手ぶれ補正の有無が変わる)
- 古いレンズは物理干渉によって装着できないものもある。(NikonF)
- 古いオートフォーカスレンズは廉価機種ではオートフォーカスが使えない(モーター無しレンズをD40系、D3000系、D5000系では使えない。)
- 上記の理由により、レンズ系統が複雑。(NikonF)
- ミラーレス専用のレンズの選択肢が少ない。(Nikon1)
- 肌色が黄色く出る傾向がある。(最新のは変わったかも。でも、人物はやや苦手?)
- APS-Cセンサー搭載の高速連写機が不在。(NikonF、D300Sで止まったまま)
- ミラーレス機の純正マウントアダプタにモーターが載っていない(Nikon1、古いNikonFレンズのオートフォーカス不可)
- ミラーレス機はフルサイズ換算2.7倍画角になり、計算がめんどう。(Nikon1)
- 上記の関係で、マウントアダプタを用いての古いレンズが使いにくい。(Nikon1)
- 周辺機器が高い。
- 本体が防塵防滴対応でも、レンズ側に表記がない(いわゆる大三元レンズのような高価なレンズは対応している模様)
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- ユーザーが多い(レンズの貸し借りをしやすい反面、個性を出しにくい)
- SONY,東芝のセンサーを採用。一部自社設計(生産は委託)を採用しているものも。
- 生産国は日本とタイ。(後者が多い)
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SONY
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α E
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- MINOLTA時代の古めのレンズでも使える。(α)
- レンズの修理が比較的楽(α、他社に比べて煩雑でない)
- 本体側にモーターが載っているため、まずオートフォーカスは効く。(α)
- ミラーが稼働しないため、ホコリは混入しにくく、シャッター耐久が比較的高い。(α)
- 連射性能が高い。(αとE)
- 液晶使用時にピーキング機能が使える。(αとE)
- フルサイズからAPS-Cのまで様々な選択肢がある。
- 動画をフルHD60pで撮れる機種が多い。
- 稼働液晶搭載モデルが多い。
- 本体側に手ぶれ補正機能が載っているため、レンズに左右されず手ぶれ補正が効く(αとEの最新フルサイズ機)
- Eマウントをαマウントに変換する純正マウントアダプタが高機能。(E、オートフォーカスモーター搭載・位相差オートフォーカス可能)
- ミラーレス機でもAPS-Cサイズセンサーなので、マウントアダプタによって古いレンズを使いやすい。(E)
- オートフォーカスが速い(E)
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- オートフォーカスセンサーはそこまで優秀でない(α)
- 液晶のコーティングが剥がれやすい。
- 現行機種に光学ファインダー搭載機種がなく、液晶ファインダーになる。
- 情報が少なめ。
- サードパーティの最新レンズは少なめ。
- ミラーレスでもレンズのフルサイズ対応非対応レンズが混在。(E)
- ミラーレス機で一眼レフ用のレンズが使えるようにする純正マウントアダプタが高い。(E)
- ミラーレス機の型番がわかりにくい(E、NEX-5でもRやNなど後ろの文字によって世代が違うが、多すぎる)
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- ユーザーは少なめ(α、レンズの貸し借りをしにくい反面、個性を出しやすい)
- センサーは自社開発。
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PENTAX
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K Q
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- 古めのレンズでも使える。(K、サードパーティでも問題なし)
- オートフォーカス用のモーターが本体に載っているため、まずオートフォーカスは効く。(K)
- 単焦点のレンズが豊富。(K)
- ミラーレス機でも一眼レフと共通のマウントのものが存在する。(K)
- エントリー機でも他社と比べて機能が1段上。
- 防塵・防滴対応のボディとレンズが存在する。
- 本体側に手ぶれ補正機能が載っているため、レンズに左右されず手ぶれ補正が効く。
- ミラーレス機の中でも非常に小型(Q)
- 中版センサー機が唯一存在する。
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- フルサイズが存在しない。(K、ただし、そろそろ出る。)
- 新しいレンズがそこまでない(K、ただし、最近増えつつある。)
- オートフォーカスはそこまで速くない。
- サードパーティのレンズは少なめ。
- 情報が少なめ。
- 稼働液晶搭載モデルがあまりない。
- ミラーレス専用のレンズの選択肢がかなり少ない。(Q)
- ミラーレス機のセンサーが小さい(Q、コンデジ並)
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- ユーザーは少なめ(レンズの貸し借りをしにくい反面、個性を出しやすい)
- センサーはSONY、一部SAMSUNG。
- 超音波モーターの立ち位置が他社と異なる(あくまで静かという立ち位置)
- 現在はRICOHの傘下。
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簡単にまとめてみよう
- お手軽単焦点などおいしいレンズいっぱい!APS-Cからフルサイズもなんのその!AFも連射も任せろ!Canon。
- 古いレンズから新しいレンズまで!センサーも1インチからフルサイズまで!AFも強い!Nikon。
- レンズの少なさは機能で補え!ピーキング、高速連射、ボディ内手ぶれ補正etc...。地味にフルサイズもある!SONY。
- 古いレンズまでボディ内手ぶれ補正できちゃう!単焦点は銘玉イパーイ。防塵防滴でアウトドアも任せろ!PENTAX。