サーバー構築方法(Linux編)

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2015年8月15日 (土) 18:52時点におけるSoutyou (トーク | 投稿記録)による版

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Linuxでサーバを組みたい方へ。

はじめに

ここではCentOSを使った自宅サーバの構築方法(というよりも構築レポート?)を公開します。
初めてサーバーを立てる方や、初心者の方はまず自宅サーバーを始めるあなたにをご覧になることをお勧めします。

Linuxサーバー構築で参考になるサイト:http://www.server-world.info/

使用したもの

miniITXサーバ

今回は小型な自作PCでCentOSを動かすことに。詳細は以下。

分類 名称 備考
OS CentOS 6.7 最新版は7ですが、色々変わってて慣れないのでとりあえず
マザーボード H61M-VG3 Mini-ITX並の小ささではあるが、PCI-Expressが2本挿せる
今回はUSB3.0拡張カードとPT3で埋めた
CPU Core i5 2400S 省電力版
メモリ DDR3 8GB 多分4GBもあれば充分じゃないかな?

準備

まずは必要なモノの準備から。

  • ブロードバンド回線&ブロードバンドルーター
  • サーバにするPC

詳しくは こちらを参照。

OSのインストール

多分こんな画面でインストール進めてますよね?

CentOSを使うなら、 http://wiki.centos.org/Download からISOを落として空のDVDに焼くかUSBメモリに書き込みましょう。あとは焼いたメディアから起動してOSインストールするだけ、簡単!

USBメモリからインストールした方が速いけれど、PCによってはUSBメモリから起動出来なかったり、BIOS設定変更が必要だったりするので、これもうわかんねぇなってなったらDVDに焼いちゃった方がいい。

ちなみに今回はとりあえずMinimal(最小構成)でインストールしてます。サーバーとしてしか使わないPCだったらデスクトップ環境は入れない方が良い。

ログイン

まずは、ログイン。
Login.jpg

(設定したクライアント名) login:

と出ているはずなので、rootと入力。パスワードはOSインストール時に設定したパスワードを入力。パスワード入力時には「*」などは出てこないけれどご心配なく。
なお、今回私が設定したクライアント名はodangoserverです。

[root@odangoserver ~]# _

みたいに出ていればログイン成功。

ネットワーク設定

ローカルIPを固定しておく。設定を変更するためにviファイルを書き換える。

vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0

普通は有線ならeth0だろうから上記でいけるはず。ダメならifconfigでインターフェース名を確認。

なおviコマンドの使い方は、「I」や「A」キーでInsertモードになって編集できる。終わったらEscapeでモードを抜ける。「:wq」で保存して終了。「:q!」で保存せずに終了。

なんか色々書かれていると思うけれど、以下を追加。もしくは既にある場合は編集。

BOOTPROTO="static"
IPADDR="192.168.0.200"
NETMASK="255.255.255.0"
DNS1="192.168.0.1"
GATEWAY="192.168.0.1"

基本的にDNS1やGATEWAYにはブロードバンドルータのIPアドレスを、IPADDRは、ルータのIPと第1~第3オクテット合わせて第4オクテットは好きな数字を設定(ただし他のPC等と被らないように)。

SSH Serverのインストール

ずっと実機にディスプレイとキーボードを繋いでセットアップしていくのは面倒くさいのでSSHでリモート操作していく。

Minimal以外選択すればこれはデフォで入ってるんじゃないかな? なので飛ばしてしまってOK