「ジャンクなレンズの選び方」の版間の差分

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ただし、最近のものはモーター内蔵レンズもあるため、その場合は気をつけること。<br>
 
ただし、最近のものはモーター内蔵レンズもあるため、その場合は気をつけること。<br>
 
手ぶれ補正に関しても、搭載している場合はボディ側にあるため、レンズに関しては考慮する必要がない。<br>
 
手ぶれ補正に関しても、搭載している場合はボディ側にあるため、レンズに関しては考慮する必要がない。<br>
古いレンズの装着制限等も見受けられない。
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古いレンズの装着制限等も見受けられないが、古いボディの場合、超音波モーター搭載レンズが動かないものがある。
 
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2015年6月3日 (水) 15:36時点における版

ジャンクレンズって良くない・・・?良いよなぁ?(何が)気が向いたら編集します。

ジャンクレンズについて

まず、自分の使っている(または使う予定)カメラメーカーとマウントを確認しよう。
それによって合うレンズが違ってくる。
また、ジャンクは動作する保証は皆無なので、よく観察して選ぼう。
お店によりはするものの、大抵はその場で試させてくれるので、気になるレンズがあったら使えそうかどうか試してみよう。

ジャンクレンズを買う際に持っておきたいもの

  • 携帯端末
    ジャンクレンズはいつの間にかなくなるので、わからない情報はすぐに調べるべき。
    相場に限らず、作例等も調べて確認してみるべし。
  • ライト
    携帯端末のライトでもよいが、懐中電燈の様な独立したものを持っておくとなおよい。
    レンズに光を当てて、反対側から見ることでカビがどこにあるかがわかりやすくなる。
    持ち合わせていない場合は、お店の明かりにレンズを向けて、覗きこむ手もあるが、出来る限り持っておこう。
  • カメラ本体
    実際に合わせて確認するのが一番。
    買って帰ったはいいものの、動かないということもあるので、必ず持って行こう。

ジャンクレンズの確認事項

  • 価格(相場と照らしあわせて見合ってるか否か)
  • 絞り(正常に動作するか。)
  • フォーカス(オート・マニュアルとも正常に動作するか。無限遠が出るかどうか)
  • ズーム搭載レンズならズームができるかどうか。
  • カビやクモリが出ているか否か。その程度はどうか。(後ろ玉のクモリは大抵取れない。)
  • レンズに傷等は入っていないか。
  • 軽く振ってみたとき、変な音がしないか。(手ぶれ補正搭載レンズはする場合あり)

メーカー別注意点

現行の主要なメーカーで現行のマウントのレンズのみの購入時の注意点あげていく。
そのため、古いマウントのレンズを買う際は各自で注意すること。

マウント(レンズメーカー) 注意点
EF(CANON,SIGMA,TAMRON等) 全レンズ電磁絞りなので、実機に装着しなければ絞りが動作するかわからない。

さらに、フォーカス用のモーターがほぼ必ず載っているので、モーター故障・接点不良によってAFが効かない場合がある。
そのため、実機での動作確認が大事なメーカー。
また、サードパーティ(SIGMA、TAMRON等)のフィルムカメラ世代のレンズはROMの信号が監視されているため、動作しない。
接点を無効化するなどして使用することは可能だが、その場合マニュアルフォーカスになり、絞りは調節できない。
レンズ内手ぶれ補正を搭載しているレンズは、それの故障によって描写がおかしくなる可能性もある。

EF-S,EF-M(CANON,SIGMA,TAMRON等) EFマウントの説明に準じる。

ただし、こちらはすべてデジタル世代のレンズなので、サードパーティのレンズでもまず問題なく使用できる。 また、EF-Mは新しいマウントなので、ジャンクは少ない。(中古が多い)

NikonF(Nikon,SIGMA,TAMRON等) 古くからマウントが変わってない(50年くらい)ため、いろいろなレンズが使える。

その反面、露出計レバー(マウント右上のでっぱり)や限界絞り検知レバー(マウント左下のでっぱり)などに対応していないレンズは装着できない。
その場合は、レンズ側を加工することで使用可能。
ただし、D40系、D3000系やD5000系ボディは出っ張りがないため、そのまま使用出来る場合が多い。
また、モーター非搭載の古いオートフォーカスレンズはモーター非搭載のボディ(D40系、D3000系、D5000系)ではオートフォーカスが使用出来ない。
この場合、マニュアルフォーカスレンズになる。(ただし、本体側絞り、レンズからのEXIF情報は使えるのでその点ではマニュアル専用レンズより良い)
絞りはほとんどのレンズが物理絞りを採用しているため、レバー(または絞りリング)を動かすことで絞りの状態を確認できる。
レンズ内手ぶれ補正を搭載しているレンズは、それの故障によって描写がおかしくなる可能性もある。

Nikon1(Nikon等) NikonFと違い、電磁絞りを採用しており、ほぼすべてにオートフォーカス用のモーターが搭載されている。

そのため、実機での動作確認が重要。
もっとも、ジャンクで出てくることは少ない。(中古が多い)

α(SONY,SIGMA,TAMRON等) この中では一番楽。

絞りはほとんどのレンズが物理絞りを採用しているため、レバー(または絞りリング)を動かすことで絞りの状態を確認できる。
オートフォーカスは大抵が本体内蔵モーター利用のため、動作確認が容易。(モーター内蔵していないボディはない)
ただし、最近のものはモーター内蔵レンズもあるため、その場合は気をつけること。
手ぶれ補正に関しても、搭載している場合はボディ側にあるため、レンズに関しては考慮する必要がない。
古いレンズの装着制限等も見受けられない。

E(SONY,SIGMA,TAMRON) αと違い、電磁絞りを採用しており、ほぼすべてにオートフォーカス用のモーターが搭載され、レンズ内手ブレ補正を採用している。

そのため、実機での動作確認が重要。
もっとも、ジャンクで出てくることは少ない。(中古が多い)

K(PENTAX,SIGMA,TAMRON等) αと同じく、この中では一番楽。

ただし、ジャンクが少し少なめ。
絞りはほとんどのレンズが物理絞りを採用しているため、レバー(または絞りリング)を動かすことで絞りの状態を確認できる。
オートフォーカスは大抵が本体内蔵モーター利用のため、動作確認が容易。(モーター内蔵していないボディはない)
ただし、最近のものはモーター内蔵レンズもあるため、その場合は気をつけること。
手ぶれ補正に関しても、搭載している場合はボディ側にあるため、レンズに関しては考慮する必要がない。
古いレンズの装着制限等も見受けられないが、古いボディの場合、超音波モーター搭載レンズが動かないものがある。

Q(PENTAX) αと違い、電磁絞りを採用しており、ほぼすべてにオートフォーカス用のモーターが搭載されている。

そのため、実機での動作確認が重要。
ただし、手ぶれ補正はボディ内なのでその点では安心できる。
もっとも、ジャンクで出てくることはほぼない。(中古がほとんど)