差分

ジャンクなレンズの選び方

2,515 バイト追加, 2016年4月9日 (土) 15:00
/* ジャンクレンズの確認事項 */
ジャンクレンズって良くない・・・?良いよなぁ?(何が)気が向いたら編集します。
==ジャンクレンズについて==
まず、自分の使っている(または使う予定)カメラメーカーとマウントを確認しよう。<br>
==ジャンクレンズの確認事項==
安いもの狙いなら、どこかダメでもある程度許容しましょう。
*絞り(正常に動作するか。)
*フォーカス(オート・マニュアルとも正常に動作するか。無限遠が出るかどうか)
*レンズに傷等は入っていないか。
*軽く振ってみたとき、変な音がしないか。(手ぶれ補正搭載レンズはする場合あり)
*価格(状態・相場と照らしあわせて見合ってるか否か)
==メーカー別注意点==
<br>
現行 一眼レフ用マウントレンズ
{| class="wikitable"
! マウント(レンズメーカー) !! 注意点
そのため、実機での動作確認が大事なメーカー。<br>
また、サードパーティ(SIGMA、TAMRON等)のフィルムカメラ世代のレンズはROMの信号が監視されているため、動作しない。<br>
接点を無効化するなどして使用することは可能だが、その場合マニュアルフォーカスになり、絞りは調節できない。(例:SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6 MACRO ASPHELICALのROM未交換品。交換品や、Ⅱなどは問題ないはず。)<br>レンズ内手ぶれ補正を搭載しているレンズは、それの故障によって描写がおかしくなる可能性もある。接点を無効化するなどして使用することは可能だが、その場合マニュアルフォーカスになり、絞りは調節できない。(開放絞りのみ)<br>|-! EF-S,EF-M(CANON,SIGMA,TAMRON等)|EFマウントの説明に準じる。レンズ内手ぶれ補正を搭載しているレンズは、それの故障によって描写がおかしくなる可能性がある。<br>ただし、こちらはすべてデジタル世代のレンズなので、サードパーティのレンズでもまず問題なく使用できる。また、EF-Mは新しいマウントなので、ジャンクは少ない。(中古が多い)Sレンズはフルサイズ一眼レフ本体のミラーへの干渉防止のためのラバーが付いているため、フルサイズで利用できない可能性が高い。(広角レンズは特に)
|-
! NikonF(Nikon,SIGMA,TAMRON等)
|古くからマウントが変わってない(50年くらい)ため、いろいろなレンズが使える。<br>
その反面、露出計レバー(マウント右上のでっぱり)や限界絞り検知レバー(マウント左下のでっぱり)などに対応していないレンズは装着できない。しかしながら、ボティによっては露出計レバー(マウント右上のでっぱり)や限界絞り検知レバー(マウント左下のでっぱり)などに対応していないレンズの装着に制約があるので意外と厄介。<br>その場合は、レンズ側を加工することで使用可能。その場合は、レンズ側を加工することで使用可能。(AutoNikkorなどAiレンズ以前のレンズに該当する)<br>ただし、D40系、D3000系やD5000系ボディは出っ張りがないため、そのまま使用出来る場合が多い。ただし、D40系、D3000系やD5000系ボディは出っ張りがないため、そのまま使用出来る場合が多い。(ただし、伝達機構がないため露出はマニュアルのみ)<br>また、モーター非搭載の古いオートフォーカスレンズはモーター非搭載のボディ(D40系、D3000系、D5000系)ではオートフォーカスが使用出来ない。また、モーター非搭載の古いオートフォーカスレンズ(AF-I、AF-Dタイプ等)はモーター非搭載のボディ(D40系、D3000系、D5000系)ではオートフォーカスが使用出来ない。<br>この場合、マニュアルフォーカスレンズになる。(ただし、本体側絞り、レンズからのEXIF情報は使えるのでその点ではマニュアル専用レンズより良い)この場合、マニュアルフォーカスレンズになる。(ただし、各種露出、レンズからのEXIF情報は使えるので、逆にいえばMF専用になるだけ)<br>絞りはほとんどのレンズが物理絞りを採用しているため、レバー(または絞りリング)を動かすことで絞りの状態を確認できる。確認している限りでは、古いサードパーティ(SIGMA、TAMRON等)のレンズはほぼ問題なく使用できる。<br>レンズ内手ぶれ補正を搭載しているレンズは、それの故障によって描写がおかしくなる可能性もある。|-! Nikon1(Nikon等)|NikonFと違い、電磁絞りを採用しており、ほぼすべてにオートフォーカス用のモーターが搭載されている。ほとんどのレンズが物理絞りを採用しているため、レバー(または絞りリング)を動かすことで絞りの状態を確認できる。(絞りリングAE位置で何もしていない場合は最小絞り)<br>そのため、実機での動作確認が重要。電子接点ありで、かつ絞りリングがついているレンズ(AF-I、AF-Dタイプ等)は、それの位置に注意すること。(モード次第ではAE位置にしないとエラーを吐くことがある)<br>もっとも、ジャンクで出てくることは少ない。(中古が多い)レンズ内手ぶれ補正を搭載しているレンズは、それの故障によって描写がおかしくなる可能性がある。
|-
! α(SONY,SIGMA,TAMRON等)
|この中では一番楽。<br>
絞りはほとんどのレンズが物理絞りを採用しているため、レバー(または絞りリング)を動かすことで絞りの状態を確認できる。絞りはほとんどのレンズが物理絞りを採用しているため、レバーを動かすことで絞りの状態を確認できる。(特に操作しない場合、最小絞り)<br>
オートフォーカスは大抵が本体内蔵モーター利用のため、動作確認が容易。(モーター内蔵していないボディはない)<br>
ただし、最近のものはモーター内蔵レンズもあるため、その場合は気をつけること。ただし、デジタル世代のレンズはモーター内蔵レンズもあるため、その場合は気をつけること。(SAM、SSMレンズ等)<br>
手ぶれ補正に関しても、搭載している場合はボディ側にあるため、レンズに関しては考慮する必要がない。<br>
古いレンズの装着制限等も見受けられない。|-! E(SONY,SIGMA,TAMRON)|αと違い、電磁絞りを採用しており、ほぼすべてにオートフォーカス用のモーターが搭載され、レンズ内手ブレ補正を採用している。が、ごく一部のレンズ内手ぶれ補正を搭載しているレンズ(≒サードパーティ製)は、それの故障によって描写がおかしくなる可能性がある。<br>そのため、実機での動作確認が重要。古いレンズの装着制限等も見受けられない。<br>もっとも、ジャンクで出てくることは少ない。(中古が多い)
|-
! K(PENTAX,SIGMA,TAMRON等)
| αと同じく、この中では一番楽。<br>
ただし、ジャンクが少し少なめ。<br>
絞りはほとんどのレンズが物理絞りを採用しているため、レバー(または絞りリング)を動かすことで絞りの状態を確認できる。絞りはほとんどのレンズが物理絞りを採用しているため、レバー(または絞りリング)を動かすことで絞りの状態を確認できる。(AE位置の場合、特に操作しなければ最小絞り)<br>
オートフォーカスは大抵が本体内蔵モーター利用のため、動作確認が容易。(モーター内蔵していないボディはない)<br>
ただし、最近のものはモーター内蔵レンズもあるため、その場合は気をつけること。<br>
手ぶれ補正に関しても、搭載している場合はボディ側にあるため、レンズに関しては考慮する必要がない。<br>
古いレンズの装着制限等も見受けられない。が、ごく一部のレンズ内手ぶれ補正を搭載しているレンズ(≒サードパーティ製)は、それの故障によって描写がおかしくなる可能性がある。<br>古いレンズの装着制限等も見受けられないが、古いボディの場合、フォーカス用モーター搭載レンズが動かないものがある。(フィルム機は全滅、デジタルではistD系等)<br>電子接点があり、かつ絞りリングがついているレンズは、それの位置に注意すること。(モード次第ではAE位置にしないと意図しないモードになることがある)<br>また、パワーズーム機能搭載レンズはパワーズーム機能が動かないボディがある。(デジタル機は廉価機は非対応。)|} おまけ ジャンクはあまりでないミラーレス系(フォーサーズ系は・・・わからんので割愛){| class="wikitable"! マウント(レンズメーカー) !! 注意点|-! E、FE(SONY,SIGMA,TAMRON)|αと違い、電磁絞りを採用しており、ほぼすべてにオートフォーカス用のモーターが搭載され、一部レンズはレンズ内手ブレ補正を採用している。<br>そのため、実機での動作確認が重要。<br>|-! Nikon1(Nikon等)|NikonFと違い、電磁絞りを採用しており、ほぼすべてにオートフォーカス用のモーターが搭載されている。<br>そのため、実機での動作確認が重要。<br>|-! EF-M(CANON,SIGMA,TAMRON等)|EFマウントの説明に準じる。<br>ただし、こちらはすべてデジタル世代のレンズなので、サードパーティのレンズでもまず問題なく使用できる。(もっともEF-Mのサードパーティはほぼない)<br>
|-
! Q(PENTAX)
| αと違い、電磁絞りを採用しており、ほぼすべてにオートフォーカス用のモーターが搭載されている。Kと違い、電磁絞りを採用しており、ほぼすべてにオートフォーカス用のモーターが搭載されている。<br>
そのため、実機での動作確認が重要。<br>
ただし、手ぶれ補正はボディ内なのでその点では安心できる。<br>
もっとも、ジャンクで出てくることはほぼない。(中古がほとんど)また、機械式レンズシャッターが内蔵されている(=本体側に機械式シャッターがない)珍しいタイプなのでそこのチェックも必要。<br>
|}
833
回編集