差分

フィルムカメラ部

4,207 バイト追加, 2022年4月5日 (火) 03:07
/* フィルムカメラって、どうなの? */
露光部が広いので、一般的にフルサイズの利点と言われる、ボケの大きさを享受できる(気がする)
さらにさらに、デジタルだと高嶺の花、中判もちょっと手を伸ばせば手に入る。使ったことはないが、ヤバイらしい。さらにさらに、デジタルだと高嶺の花、中判もちょっと手を伸ばせば手に入る。
大判?大判はフィルムがねえよ。デジタルでは現状存在しない大判も入手、使用可能っぽい(4x5フィルムとかヨドバシで買える)。
逆に、フルサイズ以下のサイズのものになると…APSフィルムは生産してないし今となってはロモグラフィーの110フィルムしか…コダックの8ミリは用途違うし…
# (メカニカル機)重い。ゴツい。持ちにくい。
# フィルムがどんどん生産終了になる
# デジタル化の手間がかかる
===短所について===
原則現像しないと結果は出ません。例外はインスタント。(チェキとかね)
現像そのものは、35mmカラーネガフィルムであれば、当日仕上げ対応のキタムラで1時間あれば現像終わって上がってくる(もちろん、当日仕上げ対応してない場合は…)。現像そのものは、「富士フィルムの」カラーネガフィルムであれば、当日仕上げ対応のキタムラで1時間あれば現像終わって上がってくる。長くても1日。なぜなら、富士フィルムは全自動カラーネガフィルム現像マシンというものを出しているから。142万円也。
が、モノクロとかリバーサルとか中版とかだと、お店にもよるだろうが、現像所に発送して〜という手順になるため、中3日とか一週間とか。モノクロ、リバーサル、その他のメーカーフィルム全般だと、お店にもよるだろうが、現像所に発送して〜という手順になるため、基本的に一週間〜。専門の現像所なので、きれいに現像、プリントしてくれるが、いかんせん時間がかかる。
カラーネガでも日をまたぐ店もある。最近だと近くに現像してくれるお店がなくても宅配で現像受付してくれるところもあるので、検索してみると良い。時間はかかる。
ポジフィルムとかになるとどうなるやら…(そもそもフィルムの入手性がががが)何れにせよ、「撮影→確認→調整→撮影」というやり方ができないので、撮影タイミングでパラメータと環境、被写体の状況から写りをシュミレーションする必要が出てくる。これができるようになるとデジタルでも一発勝負に強くなれる…と思う。
フィルムの購入、現像、(必要なら)プリント、(カメラによっては)リチウム電池。
高い。高すぎる。35mm24枚撮りカラーネガフィルムで最安400円ちょっと、現像+L版プリントで1000円くらい。リチウム電池も1000円くらいする。L版プリントで1000円くらい(フィルムの種類によって更に増)。リチウム電池も1000円くらいする。
画質を求めたりさらなる表現を求めたりするとさらに上がっていく。ついでを言うとな、現像代はフィルム一本ごとにかかる。
でも、過放電すると簡単にお亡くなりになるみたいだし、多少取扱いに気を遣う必要がありそう。(まだ試したことないケド)
あと、日本では一般的ではないので、入手性は悪い。アマゾン先生で検索しよう。
 
* 3.フィルムのISO(ASA)値が現行デジカメのセンサーのそれに遠く及ばない
シャッター速度が容易に稼げない、手ぶれ補正が無いのも含めて、ブレには最大限気をつける必要がある。無駄にフィルムを浪費するわけにも行かない。
ただし、下方向にはISO100以下のフィルムがそれなりに存在し、晴天下とか三脚運用が前提になるが、きちんと使ってやれば超☆美☆麗☆画☆質になる…らしい。ただし、下方向にはISO100以下のフィルムがそれなりに存在し、晴天下とか三脚運用が前提になるが、きちんと使ってやれば超美麗画質になる…らしい。
あと当然ながらISO値は変更不可。朝晴れてたからってISO100入れて即曇っても泣かない。
(そのためにカメラ複数台用意するって手は有効)
ただし、フィルムはデジタルに比べてラティチュード一応現像時に増感を指定することでiso値を+1段〜2段くらいあげられる(要するに露光の許容範囲。デジカメのダイナミックレンジに相当フィルムの増感適正による)が広いと言われている。。デメリットはあるので何でもかんでも増感するというわけには行かないが。そのため、現像の時にある程度までなら増感するということも可能っちゃ可能。まあ、最近はデジタルもダイナミックレンジ広がってきたりしてるからあんまり利点とも言えないかもしれないが。
ちなみにフィルムの箱にはASA感度…つまり今のISO感度と一緒の数字(100とか400とか)以外にもDIN感度というのが表記されてるものが多いはず。
* 5.カメラそのものの性能が低い
こればかりはどうしようもない。時間の流れには勝てない。こればかりはどうしようもない。時間の流れには勝てない。シャッター速度とか。
どうしても、っていうならNikonのF6とか、CanonのEOS-01vとかその辺使えばいいんじゃないかな。
 
* 6.デジタル化の手間がかかる
 
アナログなので、ネットとかで公開するときはデジタル化が必要になる。
 
自分でやるか、お店でやるかの二択になるが、基本的にお店でやってもらったほうが圧倒的によい。現像のときに、一緒にCDに焼いてくれるサービスがあるところが多いので、任せよう。
 
自分でやる場合、専用フィルムスキャナー、フィルム対応スキャナー、デジタイズアダプターの三択。詳しくは自分で調べてほしいが、フィルムの取り扱いがあまりに面倒なうえ時間かかるしほぼ手作業なので店に頼んだほうがずっといい。機材かなり高いし。
==じゃあどうするんだよ==
カメラの選び方を工夫すればデジタルとレンズが共用できて面白いぞ!でもそこは沼だ!
 
この記事ではこの「サブ機に使う」を焦点に当てます。
===いやいや、俺はメインで使うぞ===
最近はライカ Sofortとかロモグラフィー Lomo’Instantの社外でinstaxフィルムを使うカメラがあったり、富士フィルムもそこそこ台数出してたりするので、コイツをメインにするのはまあアリかも。
 
==カメラを調達したい==
 
フィルムを始めるにあたって、当然フィルムカメラを手に入れる必要がある。
 
ありがたいことに、デジタルカメラよりはだいぶ安く調達できる(事が多い)ので、ある程度トライ・アンド・エラーができる。お財布と相談ではあるが。
 
===中古で手に入れる===
 
一番無難。
 
一般的なAF一眼レフのカメラを探すと無難。一眼デジタルを使っている場合はレンズ資産がそのまま活かせる場合がある(キヤノンFE、ニコンF、ミノルタA、ペンタK等)。なので、今もマウントが現存しているメーカーのものを探すほうが無難。(資産共有しないにしても、現存メーカーのほうが無難と思われる)
 
中古品で売ってる以上ある程度動作確認とかはされているはずなので、動くものを確認して買うべし。
 
挑戦的な人はMF一眼もアリ。ただし、中古で買おうとすると状態がいいものは値段が少々張る、安いものはジャンク箱…という感じ。こちらもマウンヨアダプチー経由でデジタル機にレンズ資産を持ってくることもできる。お得。あとニコンFマウントなら現行機種にもつく。
 
一眼にこだわらないのであれば、レンズ一体型のコンパクトカメラもアリ。富士フィルムとかコンタックスが有名。ただ、筆者がよく知らないので追記求む。
 
二眼、中版大版とかレンジファインダーとかはよくわかんないので割愛。どちらにせよ高い。
 
===ジャンクで手に入れる===
 
とりあえずキタムラのジャンク箱あさってこい。割と動くのが有る。
 
こちらでおすすめなのはMF一眼。なぜならジャンク箱その場で動作確認できるから。
 
シャッターチャージできるか、シャッター切れるか、フィルム送れるか、蓋はきちんと閉まるか、シャッター速度変更してちゃんと変わるか。電池なしで最低限の動作をするので、いろいろ確認しよう。
レンズは付いていない場合があるので、そのときは別途ジャンク箱を探して対応するマウントのレンズを手に入れること。
 
逆に、AF一眼はおすすめしない。動作確認できない。
 
===新品で手に入れる===
 
新品となると、選択肢がすっっっっっっっっごい狭くなる。当然である。
 
ロモグラフィーのトイカメラなら結構売ってるので、入手性は高い(が、トイカメラである点に注意。)
 
一応ニコンが新品のフィルムカメラを出しているが、いつ終売するかわからないので注意。
 
ライカは知らん。
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