差分

聴いてみると面白いカモ?MIDIの話

5,858 バイト追加, 2015年5月20日 (水) 14:21
/* SoundFontって何? */
へんしゅーちゅーわるくない!決してわるくないぞ!
==前置き的な話==
===そもそもMIDIってなによ?===
==本題==
現在、MIDIが使われることは以前より少なくなりましたが、それでもまだまだMIDIを使っている方は大勢います。<br>
そんなMIDIを少しだけこだわって聴いてみよう!というのが本題。<br>
なお、演奏の話については私はよくわからないので、別のサイト様を参照してください。<br>
 
===MIDIを聴くにあたって準備するもの===
上の方と少々かぶりますが、ここでは箇条書きで。
<br>
*聴きたいMIDIファイル(.midなやつ)
*MIDI音源
*MIDIMapper
<br>
上2つは軽く説明済みですが、楽譜と音源を用意してくださいってことですね。<br>
で、一番下ですがMIDI音源が複数ある場合、どの音源を使うか選択するためのソフトが必要です。<br>
以前はWindowsに標準で用意されていましたが、Vista以降から削除されてしまいました。<br>
そのため、別途用意が必要です。<br>
===MIDI音源の種類===
MIDI音源には、大きく分けて2つのものがあります。<br>
<br>
*ハードウェア音源
*ソフトウェア音源
<br>
これらはそれぞれ以下の特徴を持ちます。<br>
{| class="wikitable"
! 音源 !! 価格 !! 音源数 !! 音質 !! PC負荷 !! スペース !! 備考
|-
! ハードウェア
| 高い || 制限あり || 良い物が多い || 低い || 取る(物理的に) || 個人で持ってることは少ないかも・・・?
|-
! ソフトウェア
| ピンキリ(無料もある) || 実質無限に増やせる || ピンキリ || 高め || 取る(PCの容量的な意味で) || 現在主流。
|}
<br>
ハードウェア音源で有名な(かつ個人で持っている可能性がある)音源というと、東方の神主も使っていたSC-88Proや、SD-90等が挙げられます。<br>
また、ソフトウェア音源で有名なものは、Windows標準音源であるMSGS等があります。
<br>
また、PCでATXマザーボードだとかMicroATXのような規格があるように、MIDIの音源にも規格があります。
<br>
*GM(GM2)
MIDI音源の標準的な規格。<br>だいたいのメーカーの音源はこれに準じている。<br>
そのため、これに準じている音源&MIDIファイルならまず鳴らすことはできると考えて良い。<br>
ただし、互換性最優先のため音源の幅は狭め。<br>
<br>
*GS
Roland社が提唱した規格。<br>GMより古くからあり、GMの元になった実質の標準音源。<br>
そのため、使われている曲は多い。<br>東方などもRolandの音源を使用している曲が多く、GSで鳴らすことを意図している曲もまた多い。<br>
また、Windowsの標準音源もこれに準じている。(というよりRoland社のOEM)<br>
<br>
*XG
YAMAHA社が提唱した規格。<br>Roland社が提唱したXGに対抗していた規格だが、GSより後発のためもあり、使われている曲はGSに比べ少ないと思われる。<br>
YAMAHAなだけあってオーケストラ等には強いかも。<br>
また、古いサウンドカード等にもチップを供給しており、昔は結構頑張っていた。<br>
<br>
もし、MIDIが上手く鳴ってくれないという場合は、使用している音源の規格が違うという可能性もありえますね。<br>
基本的にはGS準拠のものを選んであげればたいていなんとかなります。<br>
 
===ソフトウェアMIDI音源の紹介===
ソフトウェアMIDI音源は、ネットで買って導入することも可能ですが、フリーで導入することも可能です。<br>
ここでは、フリーなソフトウェアMIDI音源について紹介をしていきます。<br>
導入方法については、<s>めんどくさいので</s>長くなるので割愛します。(以下のものを調べたときに出てくるでしょうし)<br>
<br>
*MidRadio
一番楽な方法。YAMAHA社の音源を搭載しているMIDIプレイヤー。<br>
それを導入することで標準のMIDIよりはいい音でMIDIが聴けるようになるハズ。<br>
ただし、プレイヤーでの再生のみで、ゲーム等には使えないのが欠点。<br>
<br>
*SY-XG50
YAMAHA社のソフトウェア音源。<br>元々有料の音源で、同社のMU50相当の性能を持ち、そこそこMIDIを楽しめる。<br>
ただし、欠点としてXPまでの対応で、Vistaからは導入できても音が出ないという致命的な問題がある。<br>
<br>
*timidity++
ソフトウェアMIDIの一つであるSoundFontを利用するためのソフト。<br>
古いソフトであるが、ゲームでも利用できる。<br>
ただし、MIDIMapperが別途必要なのと、少々動作が不安定だったりするかも?<br>
<br>
*BassMIDI
timidity++と同じく、ソフトウェアMIDIの一つであるSoundFontを利用するためのソフト。<br>
timidity++と異なるところとして、MIDIMapperが同梱されていることと、プロファイルが2つあること(使い分けがし易い)が挙げられる。<br>
個人的には楽なのでこれを推奨。<br>
<br>
 
===SoundFontって何?===
音源ファイルの形式の一つで、.sf2という拡張子を持ちます。<br>
これを入れ替えることで簡単にソフトウェアMIDI音源の音源部を交換したり、追加することが可能です。<br>
現在も様々なものが出まわっており、様々な楽器の詰め合わせ、特定の楽器単品、またフリーのものでも市販の音源並に手の込んだものもあったりします。<br>
興味がある人は、いろいろ探してみると面白いかもしれませんね。<br>
==こうしんりれき==
2015 5/12<br>記事&前置き的なやつ作成<br>2015 5/20<br>本題作成
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