差分

自宅サーバーのための自作PC

4,300 バイト追加, 2017年12月10日 (日) 14:34
/* パーツ選び */
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! ケース
| 例えばファイルサーバーや録画サーバーなら、どれだけファイルを保存できるが重要になることが多いと思われる。<br>その場合、ストレージ(HDDやSSD等)の容量が物を言い、ストレージが積めれば積めるほど良いので、大きめのケースがよい。<br>また、エンコードなど負荷がかかるものはある程度通気性に気を配ろう。<br>ただし、長期稼働させる場合、ホコリも気にしなければならないため、その辺りとトレードオフにはなる。<br>ファンの排気より吸気を多くすることである程度ホコリの進入路は限定できるので、それも活用しよう。<br>たまに、ケースなんて何でもいいじゃんという考えの下、ダンボールケース(?)でサーバーを運用する人がいるようですが、常時稼動させるサーバーで燃えやすいものが近くにあるのは火事等の危険の面から非常に不安なのでやめましょう。
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! CPU
| エンコードする場合はi7やi5あたりがオススメ。QSVにてエンコードを行う場合はQSV対応のCPUならやや性能の低い物でもOK。<br>エンコード等をしない(≒ほとんど性能を必要としない)場合は、Atom系などの省電力CPU搭載マザーボードを用いる手もある。その場合、消費電力的にはノート機より少し高い程度で済むこともある。<br>AMD・・・?いえ、知らない子ですね。AMDは安く省電力なものを作りたい場合(AM1 Athlon、AM1 Sempron)、モリモリ仮想化したいがそんなにお金がない場合(FX、Ryzen5,7)に選ぶといいと思う。AM1はとにかく安い(MB合わせて8000円いかない)。FX、Ryzenはコア単価が安い。ただし、FXとRyzenは内蔵GPUが無いのでそこは大きなデメリット。あとFXは消費電力と熱との戦いになる。
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! CPU<br>クーラー
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! メモリ
| 個人で軽く使う分には性能はあんまり気にしなくていい。容量としては、4GBもあれば録画サーバーくらいは問題なくできる。<br>ただし、複数の役割を持たせるなら、8GBくらいあったほうが心強い。ただし、複数の役割を持たせるなら、8GBくらいあったほうが心強い。仮想化するなら16GB。<br>なお、CPU・マザーボードによってはECC(エラー訂正機能)付きのメモリが求められることがある。その場合は高価になるが、安定性は上がる。(でも、個人ではそんなに必要ない)
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! HDD
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! グラフィック
| グラフィックボードなどゲームに使うようなものは電源に負担がかかる上、消費電力の上昇を招くので必要無い。基本的にはディスプレイへの出力等が必要なときはCPU内蔵グラフィックの使用を推奨。<br>ただし、オンボードグラフィックがない、CUDAエンコードしたい、多画面出力をしたいと言う場合は、必要に応じて増設すること。ただし、オンボードグラフィックがない、CUDAエンコードしたい、深層学習したい、多画面出力をしたいと言う場合は、必要に応じて増設すること。
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! その他拡張
| 当たり前だけど、必要なものだけ挿そう。それ以外は不安定要因になりかねないので、挿さないほうがよい。<br>ファイルサーバーなら、リムーバブルベイがあるとデータ交換や保存が捗りそう。
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==中古やジャンクでパーツ入手したい場合==
上の表を参考にめちゃ良いパーツを選んで全部新品購入なんてことになるとお金がかかる…。だったらジャンクで入手したい…。というあなたへの助言。<br>
ジャンク品は動作する保証がないパーツであることを理解していることが大前提。<br>
だから常時稼働に耐えうる程度の信頼性が求められるサーバーに使うのはあまり推奨されないということを頭に入れてね、という前置きの上で。
 
 
===ジャンク品を使っても良さそうなもの===
多分ケチっても…バレへんやろ。ってところ。<br>もちろん、用途にもよるし、正常動作することが前提。
 
* ケース<br>安定性に直接かかわるものではないので、どんどんジャンクで入手してよいのではないかと。<br>ただ、ある程度のエアフローが確保ができるものや、HDDの脱着が用意なもの、剛性がそれなりに高いものを選んだ方がイイかも。
 
* 光学ドライブ<br>こちらも安定性に直接かかわるものではないので、インストールくらいだったらいいんじゃないかな?<br>とはいえ、読み書きテストくらいはしておこう。
 
* グラフィックボード<br>オンボードやCPU内臓を使えればそれで十分だけど、差す場合はジャンクでも動作するならさほど問題なさそう。<br>ただし、あんまり消費電力の高くないものを選ぼう。<br>あと、計算資源として使うなら高負荷がかかるのでジャンクは論外。
 
===テストの上でならジャンク品を使っても良いもの===
少し不安が残るので十分テスト運用させて確かめてからにしてね。
 
* CPU<br>一度動けばなかなか壊れるもんじゃない…はず。安く入手できて、かつ動けばアリ。<br>あ、でもたまーに何故か安く出てるES品は絶対にやめようね!(修正されてないバグがあったり、正規マザーでの動作保証外なので)
 
* メモリ<br>Memtest86+かけて大丈夫ならば。最低1周。<br>長期運用するなら10周くらい回しても損はない。(それだけ回れば最低1週間は安定稼働するはず)<br>メモリエラー1つでもあったらぶん投げろ。
 
* マザーボード<br>安定性にかかわるクッソ重要なパーツ。最低でも1週間くらいテスト運用して落ちないか確かめてからどうぞ。<br>1155世代以降推奨。というより、LGA775世代以前非推奨。<br>AMDはAM3世代以降推奨。APUはFM2以降がいいかな。<br>メーカー向けの特殊マザー?悪いことは言わないからやめてこう?
 
===ジャンク非推奨===
おとなしく新品で買ったほうがよいのでは…というもの。
 
* HDD<br>これにジャンクを使うのは怖い。中古もちょっと…。<br>短期間テスト運用時とかどうでも良いデータなら良いけど、痛い目を見たくなければジャンクは使わない。
 
* 電源<br>電源は電力の源、つまりぶっ飛んだら終わりっ!じゃけん良いものを使いましょうね^~。<br>巻き添えにするような安物買うのも不調の原因になるのでヨクナイ。<br>それでも使いたいならよーーーくテストしましょう。<br>あと、燃えても泣かない。
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