録画サーバー構築方法(Linux編)

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2015年8月16日 (日) 23:09時点におけるSoutyou (トーク | 投稿記録)による版

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Linuxサーバーを立てましたか? 録画機能つけましょう。


はじめに

ここは、Linux鯖に録画機能を付けて録画サーバに進化させようとするページです。録画サーバがどういったものかに関しては録画サーバー入門を参照。
まだサーバを立てておらず、1から録画サーバを構築しようとしている場合、サーバー構築方法(Linux編)のSSH接続あたりまでは出来るようにしてから進もう。

なお、「構築法」なんて銘打ってますが、ほぼ構築レポみたいなもんです、悪しからず。以下参考サイトを元に進めていきます。

参考サイト

※今回使用するCentOS向け以外のサイトも含まれるので注意。


構築環境

Linux鯖構築の時と同じものを使用。

分類 名称 備考
OS CentOS 6.7 6.xのが慣れているので
マザーボード H61M-VG3 Mini-ITX並の小ささではあるが、PCI-Expressが2本挿せる
CPU Core i5 2400S 省電力版でサーバ用途に持ってこい
メモリ DDR3 8GB 多分4GBもあれば充分じゃないかな?
チューナー PT3 TS抜き出来るPC内蔵TVチューナーとしては定番中の定番
PCI-Express x1接続


前準備

アップデート

一応しておく。

yum -y update

必要なパッケージたちのインストール

yum -y install kernel-devel wget unzip gcc ccid pcsc-lite pcsc-lite-devel pcsc-lite-libs git kernel-devel-`uname -r`

RPMForgeリポジトリの追加

どうやらRPMForgeリポジトリ使ってインストールしなきゃならないパッケージがあるようなのでインストールする。
どこでもいいけど、とりあえず/tmpに保存してインストール。

cd /tmp
wget http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.3-1.el6.rf.x86_64.rpm
rpm -ivh rpmforge-release-0.5.3-1.el6.rf.x86_64.rpm

普段は使わんので設定変更。

vi /etc/yum.repos.d/rpmforge.repo

で、enable=1となっている所をenable=0にする。

perl-Gtk2をインストール

yum -y install --enablerepo=rpmforge perl-Gtk2


カードリーダ関連のインストール

B-CAS読み込まなきゃいけないからね。カードリーダ周りを使えるようにする。

pcsc-perl及びpcsc-toolのインストール。これも/tmpディレクトリでいいんじゃないかな。

wget ftp://ftp.pbone.net/mirror/archive.fedoraproject.org/fedora/linux/releases/13/Everything/x86_64/os/Packages/pcsc-perl-1.4.8-2.fc13.x86_64.rpm
rpm -ivh pcsc-perl-1.4.8-2.fc13.x86_64.rpm
wget ftp://ftp.pbone.net/mirror/archive.fedoraproject.org/fedora/linux/releases/13/Everything/x86_64/os/Packages/pcsc-tools-1.4.16-1.fc13.x86_64.rpm
rpm -ivh pcsc-tools-1.4.16-1.fc13.x86_64.rpm

サービスの起動。

/etc/init.d/messagebus start
/etc/init.d/haldaemon start
/etc/init.d/pcscd start

ここまで終わって、B-CAS挿したカードリーダ接続して「pcsc_scan」コマンドを実行すると、なんかダーッと出てくるはず。その中に、「Japanese Chijou Digital B-CAS Card (pay TV)」の文字があれば成功らしいです。やったね。抜ける時はCtrl+Cで強制終了。


放送波復号ライブラリのインストール

arib25なるもので暗号化された放送波を復号します。ソースを拾ってきてコンパイル&インストール。

wget http://hg.honeyplanet.jp/pt1/archive/c44e16dbb0e2.zip
unzip c44e16dbb0e2.zip
cd pt1-c44e16dbb0e2/arib25/
make
make install

CentOS用にconfファイル用意&確認。

vi /etc/ld.so.conf.d/arib25.conf

で中身は

/usr/local/lib

だけでいいらしい。

ldconfig
ldconfig -p | grep libarib

で、2行ほど

       libarib25.so.0 (libc6,x86-64) => /usr/local/lib/libarib25.so.0
       libarib25.so (libc6,x86-64) => /usr/local/lib/libarib25.so

と出てきたら成功。


PT3ドライバのインストール

今回はPT3を使うので、そのドライバが必要。

cd /tmp
git clone https://github.com/m-tsudo/pt3.git
cd pt3/
make
make install


recpt1のインストール

recpt1はLinux向けの録画ソフトウェア。pt1とは言うが、今回はPT3でも使える派生版を使用する。

cd /tmp
git clone https://github.com/stz2012/recpt1.git


書きかけです

関連項目