「HDDの話」の版間の差分

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(現行各HDDメーカーの特徴(3.5inchHDD限定の話))
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高速回転してるプラッタにヘッドがギリギリで接触してないのが普通ってよく考えたらすごい(今更)
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高速回転してるプラッタにヘッドがギリギリで接触してないのが普通ってよく考えたらすごい(今更)<br>
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更新予定ないです。
 
==HDDメーカー変遷(主に3.5inchの話)==
 
==HDDメーカー変遷(主に3.5inchの話)==
Quantum(製造は松下寿)→Maxtor→Seagate
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<br>IBM→HitachiGlobalStorageTechnology(HGST)→WesternDigital(HGSTブランド引き継ぎ)&東芝(3.5inch DTシリーズ)
<br>IBM→HitachiGlobalStorageTechnology→WesternDigital(HGST)&東芝(3.5inch DTシリーズ)
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<br>富士通→東芝
 
<br>富士通→東芝
<br>Samsung→Seagate
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<br>Samsung→Seagate(2.5インチモデルの一部?)
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Quantum(製造は松下寿)→Maxtor→Seagate
  
 
==現行各HDDメーカーの特徴(3.5inchHDD限定の話)==
 
==現行各HDDメーカーの特徴(3.5inchHDD限定の話)==
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*紫:常時稼働向け。 <br> キャッシュの使い方が赤と異なる(細かいデータの書き込み優先)
 
*紫:常時稼働向け。 <br> キャッシュの使い方が赤と異なる(細かいデータの書き込み優先)
 
*その他:RAPTORは、10000rpmの高速HDD。 <br> お金持ち向け。
 
*その他:RAPTORは、10000rpmの高速HDD。 <br> お金持ち向け。
SASなやつはガチなサーバー向け。 <br> 個人ではまず使わない。
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それ以外は古いモデルと思われる。(サーバー向け高信頼モデルは除く)
それ以外は古いモデルと思われる。
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;※IntelliPowerとは
 
;※IntelliPowerとは
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*DMシリーズ:普及モデル。
 
*DMシリーズ:普及モデル。
 
*VXシリーズ:NAS向けモデル。
 
*VXシリーズ:NAS向けモデル。
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*Archive HDD:クラウド向け。シングル磁気記録(瓦記録とも呼ばれる?)を採用しているため、頻繁な書き換えには向かないが大容量。
  
 
===HGST(日立)===
 
===HGST(日立)===
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<br>3.5inchHDD参入から日が浅いが、目立って悪い話は聞かない。
 
<br>3.5inchHDD参入から日が浅いが、目立って悪い話は聞かない。
 
*DTシリーズ:一般向け(旧HGST工場)
 
*DTシリーズ:一般向け(旧HGST工場)
*MG&MDシリーズ:高信頼タイプ(旧富士通工場)<br>MDはMGの選別落ちという話。
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*MDシリーズ:一般向け(旧富士通工場)
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*MG&MCシリーズ:高信頼タイプ・常時稼働対応(旧富士通工場)

2016年12月19日 (月) 20:40時点における版

高速回転してるプラッタにヘッドがギリギリで接触してないのが普通ってよく考えたらすごい(今更)
更新予定ないです。

HDDメーカー変遷(主に3.5inchの話)


IBM→HitachiGlobalStorageTechnology(HGST)→WesternDigital(HGSTブランド引き継ぎ)&東芝(3.5inch DTシリーズ)
富士通→東芝
Samsung→Seagate(2.5インチモデルの一部?) Quantum(製造は松下寿)→Maxtor→Seagate

現行各HDDメーカーの特徴(3.5inchHDD限定の話)

WesternDigital(WD)

最近は色でグレード分けされていてわかりやすい。
RAIDを組む場合は、赤や紫推奨(RAPTORも含む)。

  • 緑:安価&省電力。
    地雷。IntelliPowerを無効化しよう。
  • 青:標準グレード
    BTOに多め。
  • 黒:高速&高信頼
    ただしコンシューマー向けの中での話。
  • 赤:NAS向け
    速度はやや劣り、常時稼働&RAID向け。
  • 紫:常時稼働向け。
    キャッシュの使い方が赤と異なる(細かいデータの書き込み優先)
  • その他:RAPTORは、10000rpmの高速HDD。
    お金持ち向け。

それ以外は古いモデルと思われる。(サーバー向け高信頼モデルは除く)

※IntelliPowerとは
IntelliPowerとはWD独自の省電力技術です。
Diskへのアクセスがないときに、ヘッドを退避し、回転数を落として省電力化します。
この機能はGreen、Red、Purpleに搭載されています。
その中でもGreenは8~12.5秒アクセスがない場合、この機能が働きます。
そのため、アクセスがほんの数秒途切れてしまうだけでも、ヘッド退避を行います。
それによって、ヘッドが相当数動くために、結果的に寿命が縮んでしまうことがあります。
そういった場合は、この機能は無効化しましょう。

Seagate(海門とか呼ばれてる)

Barracudaでお馴染み。
値ごろなモデルが多め。
ただし、故障率も高いというデータ有り。
(知りたい方はこちら→https://www.backblaze.com/blog/hard-drive-reliability-update-september-2014/)
特にBarracuda7200.11世代はFirmware不具合で寿命の問題があるので、要注意。

  • DMシリーズ:普及モデル。
  • VXシリーズ:NAS向けモデル。
  • Archive HDD:クラウド向け。シングル磁気記録(瓦記録とも呼ばれる?)を採用しているため、頻繁な書き換えには向かないが大容量。

HGST(日立)

現在はWDの傘下に入ったのでさほど見なくなってるが、そこそこ信頼性は高いと思われる。
カリカリ音が目立つことが特徴カモ。
かつてはそれの対処用に、純正の静音化ツールがあった。

  • Deskstar:一般向け。
  • Megascale&Ultrastar:高信頼タイプ。

東芝

HGSTの工場と富士通から引き継いでいる。
3.5inchHDD参入から日が浅いが、目立って悪い話は聞かない。

  • DTシリーズ:一般向け(旧HGST工場)
  • MDシリーズ:一般向け(旧富士通工場)
  • MG&MCシリーズ:高信頼タイプ・常時稼働対応(旧富士通工場)