「OCについて」の版間の差分
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+ | CPUクロック以外にもPCIeのクロックやメモリクロックなど全てのクロックが変動するため、CPU以外の項目の調整も必須。<br> | ||
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+ | Skylake世代やHaswell-E世代などでハイクロックメモリ(DDR4の3000MHz以上等)を使う場合に用いる。<br> | ||
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2016年6月20日 (月) 17:23時点における版
OCはロマン。はっきりわかんだね。
OCって何?(初心者向け)
オーバークロックの略。おいしいという意味ではない
簡単にいえば本来CPUやGPU、メモリは安定動作のためにマージンをとっている(定格動作)。 そのマージンを使ってやることで、CPUやGPU、メモリをより速く動作させること。 どの程度速く動作させられるかは個体や設定次第。
メリット・デメリットは以下の通り。
メリット
- 定格動作より速く動かせるため、作業の高速化が可能。
- 下位のランクのパーツでも上位ランクと同程度まで性能を上げることができる場合がある。(下克上できる)
- 楽しい(人によりけり)
デメリット
- 保証は飛ぶ。(何が起きても全て自己責任です)
- 試行錯誤の際にOSやらデータがおかしくなる可能性。(バックアップ必須)
- 消費電力が上がる。(ものによってはかなり)
- 定格動作と比べると熱々になるので冷却強化ほぼ必須。(しないとパーツが逝く確率が高い)
- 各パーツのマージンを削るため、負担がかかる。(より早く寿命が来る可能性。最悪PCがぶっ飛ぶ)
- 安定動作の面ではマイナス効果でしかない。(上記の通りマージンを削るため)
以上のように、リスクは大きいので安易にやるべきではない。
自分の構成を把握した上で、かつバックアップ(データとかパーツとか)がある場合に行いましょう。
また、メーカーごと、グレードごとに設定できる項目が異なるので、マニュアルを熟読することが必須です。
他人の設定を参考にすることも有用です。(ただし、同じ設定で動かなくても文句は言えない)
CPUのOC
一番メジャーなオーバークロック。
CPU別で情報も仕入れやすいのでまずはこれからという人も多いはず。
効果も比較的体感しやすい方である。
CPUの動作周波数は、[ベースクロック]×[倍率]によって決定されるため、CPUによってOCにする際に弄る項目が異なる。
倍率OC
CPU倍率を変更してオーバークロックする現在主流のオーバークロック方法。
末尾にKやXなどがついている倍率フリーのCPUでしか利用できないが、後述するBCLKOCに比べて、細かい調整が減る。
また、一部CPUでは実質的に倍率OCのみの対応となる場合がある。(Inteli7およびi5の2000番台、3000番台)
ベースクロックOC(BCLKOC)
ベースクロック(BCLK)を変更することでオーバークロックする方法。
Core2世代などの過去のCPUでは基本的だが、現在はさほど使われない。
CPUクロック以外にもPCIeのクロックやメモリクロックなど全てのクロックが変動するため、CPU以外の項目の調整も必須。
倍率&BCLKOC
倍率とBCLKを変更することでオーバークロックする方法。
Skylake世代やHaswell-E世代などでハイクロックメモリ(DDR4の3000MHz以上等)を使う場合に用いる。
設定項目はもっとも多い。
~以下加筆中~